ジーゲスゾイレ(ベルリン)
私めの好きなドイツもの色々。
好き勝手に書いている上、顔文字だらけですのでご注意下さい。


 ミリタリー・軍事関連 
 (ミリタリーファンには超当たり前〜の話なので、ご存じの方は読みとばしてください)




・・・・拒絶反応が起きる方もいらっしゃるでしょう、前大戦でのりひげ親父とドイツ第3帝国が何をやったか、世界中で知らない人はいないと思いますが、そういった話を抜きにして、ミリタリーファンの間でダントツに人気が高いのがドイツ軍です。
刊行されている戦史関係の書籍の数々・・・・旧日本軍ものの本を除くとドイツ軍関係がおそらく次点、パソコンやPSのシミュレーションゲームも旧日本軍でなければドイツ軍主体に作られていますし、プラモデルもドイツものが多いです。
プラモデルから軍事に興味をもったひとはなおさらだと思います。形が洗練されていて純粋に格好いいのがドイツ軍の戦車や兵器の類。軍事技術はたぶん第2次大戦当時世界一、ジェット機、ミサイル、大陸間弾道弾の開発・・・・現代を先取りしています。
これでイタリア軍のように弱かったらファンもいなかったでしょうが、相手と同等の戦力をもたせて1対1で戦ったなら絶対に敗けないと言われているほど、ドイツ軍はとにかく強い。大陸国家のため海軍はUボート以外ぱっとしませんが、陸軍と空軍、第2次大戦初期の勝利などは感心する以外ありません。世界最強となると物量にものをいわせるアメリカ軍になるとおもいますが(勝ち方が(゚听)ツマンネ)、その次くらいでしょうか、ただし戦術的にはアメリカよりドイツのほうが優れていると思います。

←ドイツ軍の誇る
タイガー戦車
カコ(・∀・)イイ!!
比較その1→
旧日本軍の
97式中戦車
カコ(・A・)イクナイ!!
←比較その2
アメリカ軍の
シャーマン戦車
(←_→)ウーム

ドイツの技術は世界一ィィィィ!

←  私めが決定的にはまった本。

パウル・カレル「砂漠のキツネ」(フジ出版社)
*この版は現在絶版です。新版が中央公論社から刊行されています。

第2次大戦、北アフリカでのドイツ軍(同盟国イタリア軍もいたけど話にならないのでほとんどドイツ)対イギリス軍の戦闘を描いたノンフィクションです。イギリス軍を崩壊寸前まで追い込んだ名将ロンメルとアフリカ軍団をリアルに描いたこの本は、発売当時世界的ベストセラーだった模様。
表紙はドイツ軍司令官エルヴィン・ロンメル将軍。


余談ですが、私めは旧日本軍から入っているので、ドイツ軍の戦い方には目から鱗が落ちる思いでした。装甲車に乗って最前線を毎日駆けずり回る司令官・・・・もうそれだけで偉いです(旧日本陸軍の場合、軍司令部は弾の来ない最後方に位置、戦況がやばくなったら軍司令部が一番最初に逃げる。)しかし、この名将ものりひげ親父によって死に追い込まれてしまったのが・・・・悲劇の英雄・ロンメルはいまだにドイツ国民の間でも人気が高いようです。日本でいえば源義経に感覚的に近いでしょうか。もう勇退されましたが子息マンフレート・ロンメル氏はフランクフルト市長。

▼ ついでに、ニュルンベルク裁判で絞首刑になったリッペントロップ独外相の遺言(ノД`)泣けるので。

「神よ、ドイツを守りたまえ。わが最後の願いはドイツが再び統一され、世界平和のために東西の理解が生まれんことである」

・・・・1990.10.3 東西ドイツ統合。よかったね・・・・(ノ_<。)

でも、ベルリンの壁が壊れたのは報道官の勘違いが原因というのはトリビアではじめて知りました(笑) 参考:フジテレビ「トリビアの泉」▼


No.262 ベルリンの壁は1人の男の勘違いで崩壊した(83へぇ)

「ベルリンの壁」は1961年当時の西ベルリンと東ベルリンを隔てるために建てられた壁。
1989年11月9日東ドイツ政府は国民が西ドイツへ簡単に旅行できる法律を制定した。この発表によって西ベルリンへの旅行希望者がベルリンの壁へ殺到する事を予測、警備体制を整える時間を必要としたため、翌日の午前4時に国民に発表する事を決めていた。
当時、東ドイツ政府報道官のシャボウスキーさんは法律制定直後に発表すると勘違いをしていまい、11月9日午後7時にテレビで放送してしまった。
その放送を見た東ドイツ国民はベルリンの壁へ続々と集結、興奮した国民はベルリンの壁を壊し始め、その模様はただちに全世界に放送された。
その結果、東ドイツは西ドイツに思いもしていなかった「ドイツ統合」を依頼、1990年10月3日 ドイツ統合という歴史的瞬間が訪れた。
1人の男の勘違いが歴史をも動かした。

補足:
1)シャボウスキーさんはベルリンの壁が壊された1989年当時は、政府で決定した事を国民に発表する東ドイツ政府報道官だった。
2)東ドイツ政府は「国民が自由に西ドイツに旅行できる」法律制定の際、発表を翌日の午前4時にし混乱を最小限にしようと考えていた。しかしシャボウスキーさんは勘違いして法律制定直後の午後7時にテレビで発表し、興奮した国民の手によりベルリンの壁は崩壊した。



勘違い。゚+.(・∀・)゚+.゚イイ!! 激しく( ・∀・)イイ
!!

←ちなみに現在のベルリン市中心部。
国旗が掲揚されている奥の建物はドイツ連邦議事堂(国会)・・・・だったと思います。

き、記憶が・・・・(^_^;






▲ のりひげ親父。
もうなんというか・・・・
いまだに影響があるというのが・・・・

解禁になったという話をきかないので
イスラエルではまだワーグナー作品
演奏禁止だと思います。
永久禁止かも(´ヘ`; )ハァ。
聖地バイロイトがつぶされなくて良かった
・・・・ですが、フルトヴェングラーあたりは
戦後かなり辛酸をなめた様子・・・・


ドイツオケとしてはじめて
ベルリンフィルがイスラエルに
入国したのはほんの数年前のことらしい


2002 日韓共同W杯の際にも
一部の韓国人がドイツ代表チームに対し
「ヒトラーの息子たちは帰れ」云々と書いた
垂れ幕だか遺影だかを掲げたので
ドイツ選手団が怒ったという
噂がありましたが・・・

本当だったら酷すぎる(T.T)

今でも世界に生き続ける
のりひげ親父と
ドイツ第3帝国の亡霊
(´・ω・`)

▲ ベルリンの壁。 ▼ 同じ場所を反対側から撮影。




 サッカー
 

・・・・に関しては好き嫌いが激しくわかれていますが(たぶん)、ドイツサッカー、私めは大好きです。確かに南米チームのような派手さはないですし、際だって目立つ選手もいませんが、全体として見た場合にこれほどよくまとまっているチームもないものだと思います。
ドイツナショナルチームを構成しているのはサッカー選手というよりサッカー職人であって、個人の技や力の勝負ではなく、11人の職人の集団がドイツという一個の人格をもったチームを創出し、全体の力で相手に立ち向かっていくような観があります。
換言すると、皆で試合という名の芸術品を作り上げているような感じがします。正確で俊敏なパスカット、ドリブル、パス、クロス・・・・シンプルイズベストという言葉を象徴したような機能美の極みのような特徴をもっていると思います。
← こちらは私めの原点
1990ワールドカップイタリア大会(優勝・西ドイツ)

最初は別にどこを応援しようという気はなくただ漠然とテレビを見ていたのですが、そこで目についたのがドイツ代表の試合でした。スピーディな試合運びと無駄のない選手の動き(瞬時の判断が素晴らしい)、相手の動きを読んでいるとしか思えない正確なパス回し、縦横無尽な攻撃と鉄壁の守備、どれをとっても見事でした。なんて芸術的なんだと感動してそのままファンに。

主将のマテウス(嬉しげな強面がツボ) →
*カットはドイツ蹴球ファンサイト
Feuergeist 様よりお借りしています。


 漫画

 ドイツの漫画、ではなくドイツが舞台の漫画を2点ほど。


青池保子「エロイカより愛をこめて」(講談社)

月刊プリンセス連載のため一見少女漫画にも見えますが、侮るなかれ、内容は本格的なスパイ物。
主人公は、NATO軍情報部将校エーベルバッハ少佐(←この表紙の人物)と、泥棒が生業(?)の英国貴族グローリア伯爵(通称エロイカ)。
現代ヨーロッパを主舞台に、各国情報機関との丁々発止のやりとりがユーモアを交えて描かれています。連載中です。

青池保子「修道士ファルコ」(白泉社)

同じ作者による、こちらは中世ドイツが舞台です。騎士から修道士へ職業転換した主人公ファルコが、修道院内外で次々に事件を巻き起こし、または巻き込まれる話が独特のタッチで描かれています。
ゲルマン伝説等の原作無しでの、作者のオリジナルストーリーで進む、中世ドイツを描いた漫画というものは珍しいと思います。
続きマダァ?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン


 音楽

・・・については割愛(笑)当サイトをご覧下さい(;´∀`)
( ゚д゚)ノ○ ヨケレバドゾー ハイドン/弦楽四重奏曲第77番「皇帝」第2楽章より(ドイツ国歌です)






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